山町カットソー黒子シリーズ

お気に入りの普遍的なカットソーって誰しも一つくらいはクローゼットに入ってる?と思いますが、鉄板カラーで、タフで、自分に体型にあった、そんな自分のStandard品って本当に何年もクタクタになるまで着倒す人も多いのでは、、、当方もその一人で、実はこの〜というブランドが昔はこんなテイストで作ってて、今では考えられないけど、でもずーっといつも着続けている、気に入ったものは自分の肌にトコトン馴染むまで着る、少しボロになっても手直しして20年以上着る、そんな一人です。

行き過ぎかもしれませんが、そこまで使って貰えれば本当に製作冥利に尽きるのですが、そんなスタンダード品がMOUNTDOORでも一つは作れればいいなあと、それはやはりデイリーに着て頂けるものかなと思い、そのベースを作りたいと常々考えておりました。

そして今回ご縁があり、今着々と完成に向けて歩を進めております。

その第一弾がこちら。

山町カットソー黒子シリーズのハーフスリーブです。

黒子と名付けたのはお気に入りにのトップスの下にせめていさせて欲しい、でも安心感のあるカットソーで、トップスとしても利用できたり、ワンマイルウェアとしても、他にもランニング、トレイルラン、ハイク、ボルダリング、サイクリングなど多くのアクティビティ、生活に関われる、そんな万能なカットソーを目指し、その下支えとなればいいと言う思いで名付けました。

勿論カラバリも豊富な生地なので、先々はプリントもやりたいと考えておりますが、困った時の助け舟的な鉄板カットソーを目指して控えめに攻めたいと考えてます。

生地はTORAY製でストレッチ有り、吸水速乾性のポリ100となります。厚手のタイプはロングスリーブに中厚手はショートスリーブと今回のハーフスリーブに採用予定です。薄手は、、、ちょっと考えがあるのでこれは完全にあれになるかもしれませんが、どこも出していないので、思い切ってやってみようかと。これはまた少し先の話。。。

当初はメリノウール混も考えておりましたが、先ずはアクティビティ用に速乾生地から取り組みました。

まだ完成系ではないですが、首元はUネック気味にゆとり、丈は少し長めに、着用して綺麗なラインがでるようAライン気味のパターンにしております。

アウトドアでは5分袖は見受けないので個人的につくりたかったのですが、昔から5分袖は半袖のレイヤードや、シャツの下の肌着によく着用していました。

また半袖に飽きた時には真夏にも着てたくらいですが、学生時代から体感的に暑いと感じたことがなかったので、今改めて、しかも自分で形にしてみてここ数週間試してますが非常に快適。

特に2019今夏は涼しいこともあり、これから暑くなってもう少し試したいですが、シルエットはすごく気に入ってます。

シルエット以外にも機能的な特長は数多く、半袖よりも長く、二の腕を覆うことで汗冷えが少なく、でも袖が長い分気化熱を利用した速乾性で体感気温も下がり快適。

これ以上長くなる、例えば7分袖ぐらいになるとかえって暑く感じたのでこの長さが適切だと判断。

またアームカバーもずり落ちをよく聞いてたのですが、5分袖にする事でずりおちて二の腕部が見えることもありません。

また程よいシルエットで生地と肌の間の空気が動きやすいので、外の空気も取り入れやすく快適性を維持していると思います。

夏山でも利用して秋前にはリリースしたいと考えております。